iCAF

毎年国立新美術館で開催されているiCAF (Inter College Animation Festival)に今年も行ってきました。
去年はアニメーションの授業で必修だったのでいったんだけど、
今年は自分が卒制作る参考にと行ってきました。
最終日の昨日のシンポジウムは中島信也さんがゲストでかなり面白かったです。
やっぱあの人すごい面白いです。
スペシャルゲストが中島信也さんで介添人(?)がうちのアニメーションの先生。
そしてゲストが多摩美・ムサビ・京都造形出身の若手アニメーション作家(監督)
就活中の私たち4年生にはとてもありがたい内容でした。
信也さんが「美大生は才能のあるヤツがいっぱいいて、才能のないヤツが就職をする」って
言っていて、すごく共感しました。
才能がある人だけが美大に行ってるわけじゃなくて、普通の人も美大に行くわけで(私とか)。
作家になりたいとかなるって言ってる人ってやっぱりなんか違うんです。
見ててわかる。
私は作家にはなれないってこともわかるし。
でも行きたい会社は入れないし、どうすればいいのさ。
とか思ってても始まらない。
というのは、ゲストの3人の話から感じました。
3人中2人は就職していて、1人は完全なフリーの作家。
就職した2人も卒業制作で就職が決まったらしい。
だからうじうじしてないで、作品を作って世に出していくしかないんだなって思った。
絵がかくことが好きなのは才能がある美大生も凡人の美大生も一緒なんです。
だから作家を諦めた凡人の私も卒制頑張ってたくさんの人の目に留まってもらえるような作品を作るしかないんだな。
優秀作品になったら来年のiCAFで上映されるわけだし。
自分の作品が国立新美術館で上映させてもらえるチャンスな訳だから。
3人の作家は、それぞれ大学の色が出てて面白かったです。
ムサビと多摩美ってどう違うの?ってよく聞かれるけど、
作品を見ればわかると思います。
どっちの大学もそれぞれ良いところが同じくらいあるから、
結局どっちが良いなんて言えません。
人によるってことです。私は多摩美で良かったって思ってます。
何度見ても信也さんのCMは面白い。
これ17年前のCMだけど、ほんと良い。
カップヌードル Hungry?シリーズ

合成ができるようになって数年しかたってない頃なので、
動物はなんとコマ撮りらしいです。
そして人間はアメリカの原始人に協力してもらったとか(笑)