頭のない男

金曜日に芸学のショートフィルム上映会で一目惚れした。
「頭のない男」
フランスのショートフィルム。カンヌで最優秀賞だかとった作品。
んも〜〜めちゃくちゃすてき!!
頭のない男が、恋をして、頭を初めて買いに行って、
憧れの女性をダンスパーティーに誘うというお話。
もちろん速攻アマゾンでDVD購入

ってことで最初グループ展に出す作品は反戦をテーマにしようと思ったけど、
「頭のない男」へのオマージュ作品になりそうです。
あの世界観、私の理想だね。
頭のない男が初めて買ったのは、黒人の頭で、手が白人なのに、
頭だけ黒い事に気づいた男は、鏡の前で大泣きしてしまう。
意を決して女性の前に現れた男は結局ありのままの自分、
頭のない自分のままで、彼女をダンスパーティーに誘った。
彼女も快く付き添ってくれた。
その後の、街の中を歩く二人、街が夕方から夜になって行く様子、
あり得ないくらい大きな旅客船が出航するシーンなんて最高。
何よりも男が住んでる工業地帯みたいなところもあの寂れた感じとかがすばらしい。
哀愁漂う音楽も。

openArt Short Film Selection #2 Heart [DVD]

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