レイクサイドマーダーケース
「レイクサイドマーダーケース」
監督: 青山真治
出演: 役所広司 / 薬師丸ひろ子 / 柄本明 / 鶴見辰吾 / 杉田かおる
たぶん東野圭吾の思惑通り2回だまされた。
ミステリーとしてはおもしろかったです。
でも、映画としてどうなのかな〜?
たぶん原作はすごい面白いんだと思う。
だから映画化されたんだよね
原作読んでないからよくわかんないけど。
最後の方はすごい説教くさい。
動かないで台詞ばっかだし。
再現シーンが少なすぎたのか…?
結局はっきりとわからない感じで。
そういう演出も好きだけど。
やっぱ、柄本明の演技怖い。
静かにしゃべってるんだけどいきなり怒鳴ったりとか。
あとテレビの音量すごいでかくしてたのに台詞がもごもごしすぎて
全然聞き取れなかった。
と思ったらいきなりでかくなったりするし。
映像的に伏線がすごい多い割にそれが生かされるシーンが少なかった、
むしろなかったに近い。
一番がっかりしたのはラストシーン。
たぶん小説ではすごい幻想的な表現してるんだと思う。
(殺された愛人が森の上を飛んでいる…?)
それを無理して映像化しなくていいよ。
「理由」でもあったけど、幻想的なシーンは頭で想像するのが一番奇麗に残ると思う。
無理に映像化すると安っぽくなる気がする。
「理由」はほんとひどかった。
小説はすごい面白かったのに。
最後の終わり方もすごい好きだったのに。
そういうシーンは小説読んだ人だけの特典だよ。
その点「アンテナ」や「永遠の仔」のドラマは上手く省いてた気がします。
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