いのちに泣いた日

今日の情熱大陸を見て泣いてしまったw
助産婦のおばさんの話だった。
私の母は助産婦をしています。
私が生まれる前から、父と結婚する前からずっと続けています。
今まで助産婦という仕事を、
何となく理解はしていたし、
母の仕事場には何度も行った事はあるけど、
あんなに壮絶な現場だとは思ってなかった。
なにしろ、命がかかっているから。
情熱大陸では母親が出産するシーンをそのまま放送していて、
母親がとても苦しそうで、
でも生まれたときはとても嬉しそうで、幸せそうで
涙がでました。
私や、私のまわりのみんなはデザイナーや作家になるので、
直接命にかかわる仕事ではない。
母のやっている仕事がとても重大で、必要不可欠な仕事なんだと知った。
テレビ番組で知るなんて思ってもなかったけど、
母を尊敬できるようになった。
私は小学生の頃から鍵っ子だったし、
幼稚園の頃の送り迎えも祖母だったので、
専業主婦のお母さんがいるみんながうらやましかった。
でもこんなに素敵な仕事をしてるんならうらやましく思う必要なんてなかったな。
母は私たち姉妹に特別性教育なんてしなかったけど、
母は食事中でも包み隠さず当然のように性の話をしていたので、
保健の授業なんて遠回しの言い方がおかしくて笑ってた。
いつか私も子どもを産むときが来たら
絶対母にとり上げてもらうってことが小さい頃からの約束です。