20世紀少年


監督 堤幸彦
出演者 唐沢寿明豊川悦司常盤貴子香川照之石塚英彦宇梶剛士宮迫博之生瀬勝久小日向文世佐々木蔵之介石橋蓮司中村嘉葎雄黒木瞳

日本が高度成長期のまっただ中の1970年代。夢と希望に満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌とし、滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた。大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。

しかし、1997年、お得意先一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その記憶が次第に呼び覚まされていく。そして、世界各地の異変が、昔幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の男“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。(Wikipediaより)

<ネタバレあり>
このキャストの豪華さと堤幸彦に激しく期待しすぎてしまった気がする。
原作好き(ラストはん〜?って感じだったけど)としては全然物足りなかったです。
でも映画としては楽しいかな?
2部は映画館では観ないかもな。
大金をかけてるわりには…といった感じ。
原作の巧みさが伝わりにくかったです。
原作を読んでない人はついていくのが大変かも。
堤幸彦のあの気持ち悪い演出(金田一少年のドラマや映画みたいな)が全然なかったのも残念でした。
まず、冒頭が海ほたる刑務所からってところがねぇ…
しかも漫画家・角田が森山未来ってとこもちょっと…
しょっぱなから超気になったのが、角田の服や靴が全く汚れてない件。
文句ばっかで小姑みたいですけど。気になってしまったんですよ。
ちょっと笑えたのが、カンナとケンヂがラーメン食べるシーン。
湯気たちすぎwww
カンナに至っては湯気で顔が見えなくなってたし(笑)
そして、ラストのロボットvsケンヂ一派の戦い。
しょうがないことなんだけど、はぼCGアニメになってました。
台詞が漫画のそのまま引用してるのがほとんどなんだけど、
演技がちょっと恥ずかしい感じでした。
やっぱ漫画を読みすぎてると、忠実に再現すればする程なんだか台詞がかゆくて。
あと。。。音楽がダサすぎる件。
常にBGMを流してて逆に雰囲気壊してるような。
俳優が哀しい顔すればそれなりに哀しいBGM流して、
戦いのシーンはゲームの戦闘シーンみたいな曲をガンガン鳴らして。
映画ってそういうんじゃないと思います。
でも興行収入いっぱい狙う映画はハリウッドでもわかりやすくて、おもしろいし。
邦画はそういうの慣れてないだけで、今までたくさんデカい映画見てきたはずなんだけど、
自分が強情になると素直に楽しめないものなんだな。
と、観たあと思ったり。
でも文句ばっか言ったけどキャスティングはやっぱ完璧に近いと思います。
ケンヂがちょっとキレイすぎるけど(笑)
子役なんてほんとに似てて良かった。
これだけファンがいる原作の映画化で
みんなが納得できるキャスティングができるのもお金の力もあるだろうし、
これが映画の力なんだろうなって思います。
た・だ。
エンドロール後の第2部の予告でちらっと観たのですが。
やっぱカンナ老けすぎだーー!
あとサダキヨ無理矢理すぎる!!