お久しぶりです

めぞん一刻

いよいよシュウカツ始まりました。

就職活動 と素直に打つのにも時間がかかってしまう私ですがとにかくどこかに就職できるようにがんばらなくては。

最近また高橋留美子氏の「めぞん一刻」にはまっています。
夏休みに実家に帰ったときにはまっていて持って行ったら父がはまり、
そのまま実家に置いてきたんだけど
お正月に帰省したついでにもって帰ってきました。
タマラもね。帰ってきました。

そして改めて読み始めたら止まんないのね。
高橋留美子の絵のウマさにほれぼれします。
話も匠すぎる。
ひとりひとりの登場人物の性格がちゃんとしてるからあんなに面白いのかな。
管理人さんがすごくかわいく見えるのは高橋マジックなのだろう…
理想の人ってすごく完璧に描かれがちだけど、
五代くんと管理人さんそれぞれの目線というか、
どの登場人物の目線からも描かれていてそしてそれが不自然じゃない。
だからすんなりと自分も一刻館に住んでいるような気分になる。
管理人さんが惣一郎さんをだんだん忘れて「幸せなんだな」って噛み締めるシーンなんてなんかほのぼのしてて。
愛する人を亡くすのってすごくつらい事だけどそれを明るく自然に描くのはすごい。
本当はとても悲しい事だし、話的にはとことん悲劇にも感動劇にもできるのに
見事にコメディになっている。
登場人物たちは悪いところをちっとも改善しないのもいいところ。
後半になって出て来る新キャラたちも五代くんが成長するには欠かせないキャラクターだし。
五代くんが私と同じ立場なことってすごく多くて共感するところが多い。
男の子なのにあんなにウマく表現できる高橋氏はやっぱ天才。
20年後の大学生の私(しかも女)でさえたくさん共感するなら、
当時の男子大学生はまるっきり五代くんだったんじゃないかな。
まあ私は女だし、あんなスケベじゃないけど。

めぞん一刻 (1) (小学館文庫)

めぞん一刻 (1) (小学館文庫)