ウィキッド
去年の9月に劇団四季のミュージカル「ウィキッド」を観たんだけど、
それ以来サントラを聴きまくってます。
上手く行かない事が会った時とか、
自分が嫌になってるときに聴くと元気が出ます。
音楽の力で人は元気になれるんだなぁ…
電車で聞いてたりすると、涙出そうになる。
音楽の事なんて全然詳しくないけど、
とにかく力強くて、全てを掛けて声を出している感じ。
生で観ると本当に、迫力がすごいのです。
本当に、そこらへんの歌手(?)とか比にならないくらいの声量。
クセが無くて、とにかく聴きやすい。
私が初めて生でミュージカルを観たのは、
贅沢な事にNYのブロードウェイの「ライオンキング」でした。
ライオンキングは、最初の「サークルオブライフ」が一番有名で、
トニー賞のパフォーマンスでも披露されてた。
やっぱり本場はちがうです。
素人の私でもわかります。
キャストはほとんど黒人で、ゴスペルの要素ってゆうのか、
本当に歌がうまい。
もちろん台詞は全部英語で何言ってるかほとんどわからなかったけど、
自然と涙があふれてきた。
大自然を見て涙が出るのと同じ感じなのかな。
同じ人間なのにすごいなぁ。
歌を歌う事に命かけているんだろうな。
生きる力をもらった感じです。
自殺を考えている人に見せたらちょっと考え直してくれそう
一方、「ウィッキド」の最大の見せ場は、
「デフィング・グラヴィティ」という曲で、
前半の最後の曲なんだけど、
この曲のあと、20分の休憩が入って、みんなトイレに行ったりするんだけど、
「ウィキッド」の観客はほとんど女性なわけで、
トイレがめっちゃ混むんです。
すごい並んでて、出て来る人とすれ違うんだけど、
みんな涙目w
私も恥ずかしいくらい泣いたし、もうほんと、この曲の力はヤバいです。
かなりの「オズ」好きの私は、けっこうなマニアだと思います。
登場人物とか、設定なんかも全部知ってるから、
「ウィキッド」はストーリーに泣きました。
もちろん歌も演技も素晴らしくて感動したけど、
オズに詳しい人なら、切なさに泣くと思います。
西の悪い魔女にこんな過去があったなんて…!
そしてラストはオズの全てが繋がって、ファンには納得の終わり方です。
「Defying Gravity」(Wicked)
「Circle of Life」(LION KING)