最後のマンガ展

上野の森美術館でやっている井上雄彦の「最後のマンガ展」に行ってきました。

12時ごろ上野に着いたんだけど、すでに行列。
人が少ないと思って火曜日にしたのにみんな暇だなぁ…ww
30分待ってやっと入れました。
バガボンド」の最終回を目前に開催されるってこで
バガボンドの原画と書き下ろしの水墨画が展示されてます。
墨の絵は和紙を水張りした巨大なものが多かったのだけど、
一枚の絵画…でもやっぱ「マンガ」なんです。
吹き出しや台詞がある。
その台詞もまたかっこいい。
位置とかフォントはいつもの漫画のやつなんだけど(教科書体みたいな)。
井上雄彦の主人公顔ってほんっっとにかっこいいのぅ。
宮本武蔵は迫力がすごかった。入り口の等身大よりチョイでかの武蔵が特に。
あと武蔵の親父の顔。
武蔵と母親の絵が奇麗だった。そこだけ異空間みたいな演出されてた。
風木もかっこいい。
井上雄彦の描く男はほんとに惚れます。
でもね。
バガボンド」でいちばん好きなのは佐々木小次郎です。
原作だと相当悪い性格に描かれてるそうですが。
バガボンド版小次郎はすごく清らかなのです。
最終回って言っても、もう結果は分かっていて、小次郎が負けるんだけど。
ということは死ぬのです。小次郎は。
BRUTUSの言葉をそのまま借りちゃうけど、
スラムダンク」では勝負して、負ける。悔しさがあるけど、次があって
次は勝てるかもしれない。
でも「バガボンド」は敗北=死だから。
死を描く漫画家の責任は重い。ということです。
どんな風に小次郎は死ぬんだろう。
またバガボンドを読み直してそなえます。

美術館を出ると、私が並んでたときの3〜4倍行列ができてて、
入るまでに2時間くらい待つんじゃないかと思った。
みんな暇だな〜(笑)

そのあと卒制アニメーションの研究もかねて15年ぶりに上野動物園へ行ってきた!

小さい頃動物園は行くとしたら日本平動物園に行っていたので本当に上野動物園は15年ぶり。
おもしろかった。かわいかった。
でも梅雨の中休みで日差しがすごくて暑かった。
動物もグダグダでしたな。
いやでもほんとにかわいかった。
私動物好きだな。
ゴリラとかトラも全部タマラに見えてすっごくかわいく思ってしまう。
ほんとにやったら確実に殺されるけど
抱きしめたい。
気持ち良さそう。
でも実際触れたのはヤギと羊だけ。
他の動物は危険だもんなぁ。
サファリパーク行きたいなぁ