ぐるりのこと。

今日は青山で会社の試験があって、
心もからだもとっても疲れて、
泣きたい気分だったので渋谷まで歩いて前からみたかった「ぐるりのこと。」を一人で観てきました。
今日は1日なのでちょうど映画の日で、1000円で観れました。
良い涙が出ました。
すごい好きな映画になりました「ぐるりのこと。」

良かった。
リリー・フランキー木村多江の初主演同士が夫婦役。
美大日本画を出た二人は学生時代からの付き合い。
なんとなくずっと一緒にいる。
美大生じゃなくて、この映画を観たら美大生に憧れてたと思う。
すごく美大っぽいふたりの10年の話。
1993年から2003年の事件も交えた1組の夫婦と、
そのまわりの人たちの話。
まわりの脇役が超豪華だった。
名脇役ばかり。
加瀬亮が好きでこの映画も知ったわけだけど、
加瀬亮の演技すごかったwww
宮崎勤(っぽい)役なんだけど、ほんとにキ◯ガイじみたしゃべり方、間。
弁護士役の光石研のやさしいけど困った弁護もおもしろかった。
この映画は笑いどころもたくさんあって、
映画館には映画の日だからか、年齢層が広くていろんな人がいたんだけど、
リリー・フランキーのアドリブっぽい下ねたにとなりのおじさんが爆笑してた。
全体的にみんなクスクス笑ってたけど。
法廷画家という仕事もなんだか憧れる。
就活中に観るもんじゃないかもwww
なんか、どうやっても生きていけるような気がしてきた。
印象に残ったリリー・フランキーの台詞。
「嫌われたっていいじゃない、君の事好きと言ってくれる人がいれば」
そんなかんじの台詞。
あと「クモのお墓も作らなきゃね」っていう台詞も好き。
映画館で一人で泣くの恥ずかしいのに、また例外無く泣きました。
泣くために観たから良いんだけど。
1000円だったし、すごい良い映画だったのでパンフも買っちゃった。