崖の上のポニョ

今話題のポニョを観てきました。

一言感想「かわいいっ!!」
とにかく、主人公・宗介と人間になったポニョの動きが可愛くて仕方ないです。
そして子どもの動きを再現するためによくうごく動く。
全て手描きがいい味出してるし、飽きないです。
話の内容は若干意味不明。
でも筋は通ってるしなんとな〜くわかる。
ハウルよりはおもしろかったです。
泣けるシーンもあったし。
波のシーンが見せ場、というか力を入れて描いていたのはわかるけど、
ちょっとデフォルメしすぎてるような…
自分はあんなに描けないので何も文句言う資格なんてないけど、
全部手描きを売りにしているのなら(話の内容よりも)
波は本格的に背景並みの書き込みがあっても良いんじゃないかって、すこし思った。
例えば、というか波と言えばこれしかないのだけど、ディズニーの「ピノキオ」。
あの波は本当にすごい。
潮のひとつぶひとつぶを描いているようなリアルさと迫力。
漫画文化論の先生の話では、あの波のシーンだけでジブリ映画1本分のお金をかけたらしい。
そして今となってはどうやってあの波をアニメーターたちが描き上げていったかさえも謎。
昔の人の手は今のアニメーション技術より遥かに未知の領域を行っていたわけです。
技術が進歩して私たちが楽になると、それだけ人の手は怠けて、忘れていってしまうものなんだな。
予備校に行っていた時、1日絵を描かないと、取り戻すのに3日かかると言われたので
高2から浪人生と混じってずっとデッサンしてました。
今となってはさぼりまくり。
アニメーションは積み重ねが大事なのでこれから毎日少しずつ進めていこう。
旅行中はのぞいてねw

前の日記で書いた会社は落ちました。
これでまた振り出し。
最終兵器を出さぬまま終戦です。
親や友達に励まされてじ〜んと、一人で泣きました。
大学受験で第一志望に現役合格して鼻高々だった私は本当の挫折を味わった事がありません。
今、社会に出る厳しさを感じています。
お母さんは「みんなより若いんだから」ってわけわかんない励ましをしてくれたけど、
いくら末っ子だからといっていつまでも甘えてるわけにはいきません。
でもそうやって嘘かもしれないけど安心できる言葉をかけてくれる理解ある親や、
戦友がいる私はしあわせです。
とりあえずこれから始まる最後の夏休みは旅行行って、
卒制進めて、バイトして、楽しみます。
9月からまた、始めたいと思います。
まだ先は長い。
時間もまだあるって思って、頑張ります。
卒制は、素敵な曲も作ってもらっているし、やる気まんまんです。
早く動かしたい!!
じゃんじゃん作画します!